スライディングボードマスターへの道

職場には、スライディングボード(トランスファーボード)があるけれど、あまり有効活用できていないとい施設は、結構あると思います。

それは、スライディングボードを活用できている職員が少なくうまく使えない職員が多い施設に多く見られます。

残念ながら、この状況が続くと徐々に居室の端へ、そして倉庫の奥へとスライディングボードが段々遠のいていってしまいます。

そこで今回は、

職員がスライディングボードを活用できるようにレベルアップをするための方法

を紹介いたします。

レベルアップ方法① デモンストレーションを見よう

まずは、スライディングボードを上手に使える人に教えてもらいましょう。

  • 環境の設定の仕方
  • ボードの入れ方
  • ボードの引き抜き方

など、きっと色々なコツを知ることができると思います。

その際に重要なポイントは、全体の流れをイメージすることです。

イマイチ、うまくできない方の話を聞くと、移乗前の準備⇒移乗⇒その後の片付けの流れが理解できておらず余計な手順が入っていたり、重要な過程が抜けてしまっていることが多いです。

また、デモンストレーションの際に、動画をとっておくことで、好きなタイミングで、何度も確認することができるので、おススメです。

レベルアップ方法② 練習会をして、相互にアドバイスをしよう

デモンストレーションで全体の流れを把握することは、とても重要ですが残念ながらそれだけでは、スライディングボードマスターへの道は遠いです。

見て、なんとなくわかっても、実際に利用者さんに使ってみると全然うまくいかないことも多くあります。つまり、「見る」「やる」では、大違いなのです。

その時点で、「スライディングボードは難しい…」と挫折をしてしまう方が多くいます。

しかし、それを解決するために、「練習会」を行いましょう。

実際の利用者さんに協力してもらって、納得のいくまで練習ができればよいのですが、

  • 何度も繰り返すと利用者さんの体力が持たない
  • 上手くいかなくて、ケガをさせてしまいそう

などの、理由でできないことはよくあります。

そこで、「職員同士で利用者さん役職員役になり練習をする」ことが有効です。

実際に、移乗場面で困っている利用者さんの様子は、普段から関わっているので、「こんな時にこんな反応が来る」といったイメージはきっと浮かびやすいと思います。

健常者同士で練習をすると、どうしても介助を受ける側が無意識に協力動作をしてしまいます。

しっかりと、利用者さん役に徹することで、「何度も再現」することができ、「事故の予防」もすることができます。

実際に、介助をする側と受ける側の両方を経験すると、

  • 「こうされると怖いんだな…」
  • 「これなら安心できるな!」

等、いろんな発見があると思います。そして、その感想を相手に伝えてあげましょう。

アドバイスをすると、自分一人では、気付けなかったことに気付くことができます。

レベルアップ方法①で、止まってしまい、なかなか職場でスライディングボードが活用できていないという方は、ぜひ、レベルアップ方法②を実践してみてはいかがでしょうか?

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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