これさえあれば介助が楽に! 便利な福祉用具 スライディングシート

皆さんこんにちは。

このサイトでは、介護や医療の場面でのノーリフティングケアについて紹介させていただいています。

そもそもノーリフティングケアって何?

という方は、こちらの記事をご覧ください。

イチからわかる!ノーリフティングケア

 

今回は主にベッド上での体位交換や移乗の際に便利な福祉用具

スライディングシート

についてご紹介したいと思います。

 

魔法の布!? スライディングシート

皆さん、ベッド上での体位交換の時、大変じゃないですか?

  • もうちょっと、上に身体を移動させたい。
  • もっと右側に寄せるとちょうど真ん中で寝てもらえる。

こういったときに、皆さんはどうされているでしょうか?

  • 2人で下に敷いたタオルケットを「せーの!」の合図で移動させているでしょうか?

それとも

  • 1人で背中と脚の後ろに手を入れてお姫様抱っこのように移動させているでしょうか?

これって結構大変なんですよね。

腰や肩は疲れるし、背中も痛くなってくるし…

しかも、介護される側はベッドとの摩擦で皮膚トラブルの原因になったりもしてしまいます。

「氷の上みたいに滑ってスーっと移動させられたら楽なのに」

なんて思ったりもしました。

そこで出会ったのが、スライディングシートです。

 

魔法の布!? スライディングシート

スライディングシート

こちら見たことある方もいらっしゃるかもしれません。

滑る素材でできたシート状のもので

重ねることによって摩擦を減らし、移乗や移動、寝返りや更衣などの際に使用するものです。

 

実際に使っているところの動画もあるのでそちらも見てみてください。

 

このように滑らせて使用することで介助の負担がかなり減ります。

自分も使っているのですが、

自分より体格の大きく、体重も重い人でもこれを使うことによって

上方移動、左右移動が本当に楽に行えるようになり

以前出れば、「この後、〇〇さんかぁ。しんどいなぁ」

と思っていたところを

特に苦痛を感じずに体位交換が行なえるようになりました。

 

しかも、これ介助される側として体験してみるとわかるのですが、

背中が気持ちいいんです。

 

摩擦を減らし滑らせるということは、

背中にかかる変な圧や服の寄れも分散してくれるので

寝心地が良くなるのです。

そのためスライディングシートの効果の中に

『除圧による皮膚トラブルの軽減』もあり、

介助する側も介助される側も楽な

まさに”ノーリフティングケア”な福祉用具となっています。

 

使い方に少々コツはいりますが、

一度コツをつかめば、様々な応用も利くため、

更衣の際の肘や踵など引っ掛かりやすい所に使って

スムーズに衣服を来てもらうことができたり、

リフトの際のスリングシートの除圧に用いたり、

色々な場面で活躍してくれます。

 

また、折り畳んでポケットに入れておけるので、持ち運びも楽なので、

訪問リハや訪問介護のように在宅でのケアにも持っていくことができ、

使っているうちに興味を持って下さったご家族に使用方法を教えることによって

ご家族の介護が楽になった。

なんて例も結構あるみたいです。

 

使い方も動画を調べると沢山出てきますし、

価格もサイズや機能によって多少差がありますが、

3000~10000円と

ノーリフティングケアの導入を始めやすい価格です。

ちなみに施設によっては、1スタッフに1枚スライディングシートが支給され、

介助の際は使用するよう徹底しているようです。

少しでもこういった道具が普及して、

腰痛に悩むスタッフと皮膚トラブルの患者様が減るといいですね。

 

以上、今回は便利な福祉用具のスライディングシートについてお伝えしました。

いきなり大きな福祉機器を導入するのは難しくても

こういった道具は簡単に手に入り、しかもかなり応用が利きます。

ぜひ使って自分と相手の身体を護る一歩を踏み出してみてください。

 

ありがとうございました。

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