身近なノーリフティングケア2/2

前回の記事から身近にあるノーリフティングケアについてお話してきました。

ノーリフティングケアが単純に福祉機器を入れることではなく、

道具を使おうが使うまいが

”介助する側、される側の身体を思いやって行なうケアそのものがノーリフティングケア”

ということを知って頂きました。

前回の記事を読んで皆さんの中で

「あれ?自分もうノーリフティングケアやってたじゃん」

と気づいて頂けた方がいれば嬉しいです。

しかし、「道具を使わなくてもノーリフティングケア」とは言ったものの、

人力だけでのケアには限界があります。

道具を使うことで人体への負荷を減らしてケアを行なうことができるのです。

今回はそんな道具を使ったノーリフティングケアについて

お話ししていきたいと思います。

 

身近なノーリフティングケア ~福祉用具・機器~

突然ですが、

皆さんは道具を使ったノーリフティングケアと言われると何を想像しますか?

こんな感じでしょうか?

確かにこういったリフトを使用して介助を行なうことは身体への負担を減らす

ノーリフティングケアの代表例になって言います。

しかし、

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

こう言った大がかりな物だけがノーリフティングケアの道具ではないのです。

例えばこれ

いわゆる、『歩行器/歩行車』です。

「えっ、これのどこがノーリフティングケアなの」

と思いましたか?

はい。これも立派なノーリフティングケアになります。

よく考えてみてください。

もし、歩行器が無ければ歩くことができず、

座ってばかりの生活、

または、介助者が必要となります。

しかし、歩行器があることで

自分の力で自分の行きたいところまで歩いていくことが出来、

寝たきりの予防にもなり、

介助者は付きっきりでいる必要がなくなります。

介助する側、される側どちらにも利点のあるノーリフティングケアとなります。

他にもこんな様子を見たことはないでしょうか?

『ベッドで寝るときにベッドの角度を調節する。』

こちらもている方の安楽目的や介助をする人の態勢が

楽にできるようになっています。

これにより寝ている方は褥瘡(じょくそう)や拘縮予防になり、

介助をする人の肩こり腰痛予防になります。

 

特にベッドは角度調整だけでなくマットレスにも種類が沢山あり、

身体とベッドとの圧を分散するマットレスや

自力で起き上がり・移乗がしやすいマットレスなど

状態に合わせて変えられるノーリフティングケアな用具になります。

 

最後は少し大きなものになりますが、

デイサービスなどで働く方はかなり身近な物ではないでしょうか?

福祉車両です

これを使えば車いすごと乗車させ移動することが出来ますね。

人力ではほぼ不可能である事を道具を使うことで可能になり、

より遠くまで外出ができます。

生活範囲は比較にならないほど広がるでしょうし、

生活の質自体も向上します。

これが無かった時代は、

車いすから座席に抱えながら乗せていたのでしょう。

はたまた、もしかしたら車いすを押して移動するしか無かったかもしれません。

想像しただけで介護者と介助者の身体の悲鳴が聞こえてきそうです汗。

 

このように利用する方の生活自体を変わることが出来るのも

ノーリフティングケアのメリットのひとつですね。

 

 

終わりに

以上、用具や機器を用いた身近なノーリフティングケアについて

お話しさせていただきました。

 

道具を使うのと使わないのでは、

身体への負担が全然違いますし、

何より、

道具の良いところは使用方法さえ覚えてしまえば、

介助者の体格に関係なく介助をすることができることだと思います。

 

これを言い換えれば、

年齢に関係なく差のない介護が行なえるということです。

人間だれしも年は取ります。

今行なっている抱え上げる介護を

定年間近まで続けることを想像してみてください。

ぞっとしますね(苦笑)

それに、自宅に帰った時、

介護の素人であるご家族が同じような介護をしなくてはならない

ということを忘れないでください。

 

その時、ご家族に抱え上げる介助を教えるのか、

レンタルをして機器を導入した介護を伝えるのか…

是非家族の生活を考えて、ノーリフティングケアと向き合ってみてください。

移乗身近なノーリフティングケアについてでした。

皆さんはどうお考えでしょうか?

コメント等お待ちしております。

ありがとうございました。

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